貿易実務検定C級 10/27(土)の解説

6.通関知識

(3)の1./2.

(4)の4.

育成者権侵害物品:育成者権者以外の者が、権利の例外にあたる場合でないのに、育成者権者の許諾を得ないで、登録品種等を利用すること。
育成者権者は登録品種などを利用する権利を独占できる。
育成者権の効力の及ぶ「品種の利用」とは、
・種苗(種子や苗木などの繁殖に用いられるもの)の生産、譲渡、輸出、輸入など
・収穫物(植物体のうち繁殖に用いられないもの)の生産、譲渡、輸出、輸入など
・収穫物から生産された加工品で種苗法施行令で定めるものの生産、譲渡、輸出、輸入など

したがって、育成者権者以外の者は、育成者権者の許諾を得なければ、原則として登録品種などを利用することはできない。

回路配置利用権侵害物品:回路配置利用権者以外の者が、権利の例外にあたる場合でないのに、回路配置利用権者の許諾を得ないで、半導体集積回路などの回路配置等を利用すること。
回路配置利用権は、半導体集積回路の回路配置についてその創作者等に認められる知的財産権の一種である。

7.貿易金融

(1)の1.

シッパーズ・ユーザンス(輸出者による輸入者の支払いを猶予)は、通常、輸出者が輸入者へ信頼を供与していることが必要です。

一般的に輸出者は輸出貨物の商品代金をなるべく早く回収したいと考えるものですが、シッパーズ・ユーザンスでは、信用状取引の荷為替手形決済よりも代金回収を先延ばしすることになるからです。

そのため、シッパーズ・ユーザンスは、初めての取引などで用いられることは少なく、企業のグループ(本社と海外支社)間などで行われます。

シッパーズ・ユーザンスには2つの方法があり、一つは信用状取引にはせずにD/A決済とし、輸出者が期限付き荷為替手形を振り出して輸入者がその期日に手形代金を支払う方法と、最初から荷為替手形決済にはせずに、船積後(B/L発行後)30日までの支払いなど、双方が合意した期日に輸入者が送金する方法があります。

D/A決済=手形引受時書類渡し
輸入者は、為替手形に対して、手形の期日支払いを確約することで船積書類を入手します。
この場合の手形をD/A手形(Document Against Acceptance)といいます。
手形期日には、シッパーズユーザンスと呼ばれる、一定期間のうちに代金を支払う条件がつき、たとえば、「D/A 30 days after sight」は、手形を引き受けた日から30日後に払うという意味です。

銀行ユーザンス(銀行による輸入者への支払い猶予)は、通常、輸入貨物の到着後に輸入者が銀行に代金返済を肩代わりしてもらい、その代金返済するまでの支払いを猶予してもらうこと、または、その支払猶予期間のことを指します。

銀行ユーザンスの代表的な方法
・本邦ローン(自行ユーザンス)
輸入者は、輸出者との契約を信用状取引(外貨建て・一覧払い荷為替手形決済)で行い、輸出者が振り出した荷為替手形を信用状発行銀行が輸入者の代わりとして支払い、輸入者には“外貨のまま”貸し付けます。
輸入者の立場からすれば、輸出者に対しては契約通りの支払いを果たし、銀行には本来の支払期日を猶予してもらうことになります。
このユーザンスは、銀行が自行の資金で輸入者に融資するので自行ユーザンスとも呼び、最も利用されています。

・外銀ユーザンス(アクセプタンス)
輸入者は輸出者との契約を信用状取引(期限付き為替手形決済)で行い、輸出者が振り出した期限付き為替手形を、信用状発行銀行は信用状で指定された日本以外の国にある補償銀行(リンバース銀行)に引き受けて(アクセプタンスして)もらい、信用状発行銀行はその資金で輸入者へ融資、または、支払いを猶予します。
手形期日には、補償銀行と信用状発行銀行、また、信用状発行銀行と輸入者との間でそれぞれ決済を行います。

(1)の2.

Restricted LC
買取銀行指定信用状:信用状開設銀行により、荷為替手形の買取銀行を指定された信用状のこと。

(1)の3.

Revolving LC
回転信用状:継続反復的に同じ相手と取引される場合に発行される信用状。一定期間内に取引される金額の信用状を事前に発行することで、毎回信用状を発行する手間を省き、LC開設費用を軽減することができる。

Confirmed L/C
確認信用状:信用状(L/C)は、輸入者が輸入地の銀行に発行を依頼して開設されるもので、この信用状発行銀行(開設銀行)が輸出者への支払いを保証したもの。
そもそも信用状発行銀行の信用度が低い場合や、輸入国の経済事情などから外貨送金に不安がある場合には、発行銀行とは別に国際的に信用度の高い銀行(第三国や輸出地の一流銀行)に信用を補完してもらうこともあります。
この第三者の銀行に信用状の代金支払いを確約してもらって発行するものを「確認信用状」という。
そして、この代金支払いを確約した第三者の銀行を「確認銀行(Confirming bank)」という。
「確認銀行」は確認を行った時点で発行銀行と同等の義務を負い、万一、信用状発行銀行の決済が行われなかった場合には、代わりに決済を行うことになる。

(1)の4.5.6.

本邦ローン(自行ユーザンス)
輸入者は、輸出者との契約を信用状取引(外貨建て・一覧払い荷為替手形決済)で行い、輸出者が振り出した荷為替手形を信用状発行銀行が輸入者の代わりとして支払い、輸入者には“外貨のまま”貸し付けます。
輸入者の立場からすれば、輸出者に対しては契約通りの支払いを果たし、銀行には本来の支払期日を猶予してもらうことになります。
このユーザンスは、銀行が自行の資金で輸入者に融資するので自行ユーザンスとも呼び、最も利用されています。

(2)の3.

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